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コラム

和風ロゴで差別化!飲食店に最適な活用事例

近年、飲食業界では“味”だけでなく“世界観”で選ばれる時代になりました。その第一印象を決めるのが「ロゴ」です。特に和風ロゴは、伝統と上質さを同時に伝える力を持っています。本記事では、筆文字とデザインを融合した和風ロゴが、飲食店のブランディングにどのように貢献するのか、具体的な活用事例とともに解説します。

和風ロゴが飲食店にもたらす効果

和風ロゴは、単なる装飾ではなく「信頼」と「物語」を伝える手段です。例えば、筆文字の力強い一筆には“職人の真剣さ”が宿り、柔らかな余白には“おもてなしの心”が滲みます。現代の飲食店では、この“情緒のデザイン”が集客に直結します。店の想いやルーツを込めたロゴは、他店との差別化を生み、再訪客の記憶に残る存在となります。

活用事例①:寿司店の“矜持”を表現した筆文字ロゴ

祇園四条駅から徒歩1分、祇園の中心に佇む好立地にある、鮨店「ぎをん 鮨 笑吉」の筆文字ロゴを手掛けました。
一筆ごとに込めたのは、鮨職人の確かな技と、訪れる人を迎える温かな心。その想いを強弱と緩急を織り交ぜた筆致で表現しています。

ぎをん 鮨 笑吉のショップカード
ぎをん 鮨 笑吉の筆文字ロゴ

活用事例②:焼鳥店のシズル感を伝える筆文字ロゴ

立ち上る香りに引き寄せられる感情を、左の「恋」でしなやかな連綿と余韻のカーブに。右の「鳥」は一気呵成の太筆で羽ばたきを描き、低く伸びる水平線で“串”の直線を示しました。力強い「止め」と鋭い「はね」は焼きのキレ、所々のかすれは炭の焦げ目と香ばしさを想起させます。
下段の「炭火焼」は端正で読みやすい書体に抑え、全体の骨格を整えつつ、朱印で熱と真心を一点に凝縮。
「力強さ × 艶やかさ × 親しみ」
一度目で覚え、二度目で恋に落ちる—そんな体験を目指して、炎のゆらぎと躍動を筆に封じ込めたロゴです。

炭火焼鳥 直の筆文字ロゴ

活用事例③:民泊の“おもてなし”を表現する筆文字ロゴ

民家を改装した民泊では、筆文字ロゴを“おもてなしの象徴”として活用。
背景の月が「千里を照らし美しく輝き映える」情景をイメージし、
2つの三日月が宿と人とを繋ぎ、宿泊された方との縁をデザイン。
筆文字は元の筆致を活かしながらも月の形にデフォルメし、シンボリックなロゴとして、
一目で印象に残るよう意図しました。

和風ロゴ制作のポイント

1. 書体選び:力強さを出すなら太筆、上品さを出すなら細筆。店のコンセプトに合わせて選定。 2. 配色設計:墨色+朱色は王道。高級感を出すなら藍や炭黒も有効。 3. 用途展開:看板・暖簾・Webサイトまで一貫性を持たせることが信頼感につながります。 4. 余白の活かし方:“間”の取り方が日本的な美を決定づける要素です。

牛たん伝の筆文字ロゴ

制作の流れとスケジュール感

ロゴ制作は、ヒアリングから始まり、ラフ提案→方向性決定→清書→デジタル化→各媒体展開の順で進行します。開業予定の60〜90日前には依頼を開始するのが理想。IRENでは、店の業態・立地・顧客層を踏まえた提案を行い、開業後の発信戦略までサポートします。

まとめ:和風ロゴで“記憶に残る体験”をデザインする

和風ロゴは、単なるビジュアルではなく、食体験そのものの入口です。筆の運びや墨の濃淡には、言葉を超えた“心の温度”が宿ります。IRENでは、飲食店の物語や理念を一筆に込め、世界に一つだけのロゴを制作しています。ロゴから始まるブランディングで、あなたの店にしかない世界観をつくりましょう。

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